幅広い分野の産業を支える真空技術

弊社は、真空技術を応用した産業機械も得意としています!


真空とは何でしょう?

JISにおける真空の定義は、「大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間」のことを指します。 そしてその空間では、大気圧の空間とは違った様々な現象が起こります。

例えば、海抜0mの地点では水の沸点は100℃ですが、海抜3776mの富士山頂での水の沸点は 約88℃に下がります。これは、海抜0mの海上面では1気圧であったのが、富士山頂では約0.7気 圧に下がっているからです。

こうした現象を各分野の産業では、真空ポンプを使用して人工的に作り出し、そこで起きる現象を利 用して、様々なものに活用しています。卵のパックの成形やインスタント食品等の身近なものから、 電子部品や産業廃棄物の減量・減容器化等、その応用範囲は多岐にわたります。

弊社は、こうしたものを生み出す機械装置類も得意な分野として手掛けております。


真空状態で起きる現象を利用する

1.空気が減る(気体分子の減少)
  • 酸化防止 : 空間を真空ポンプで排気し、活性ガスを取り除くことにより酸化を防止します。 ワインや食品の保存などに使われます。
  • 吸着 : 小さなものや表面のツルツルしたものなど固定し難いものを吸い付けます。 作業の際の商品の固定や搬送に利用できます。
  • 吸引 : 空気を容器から排出する際の気体の圧力を利用します。 衣類の圧縮袋や新幹線のトイレに応用されています。
  • 液体の充填 : 容器の中を真空状態にし、容器の内と外の圧力差を利用して一気に気体を引き込みます。 例えばライン作業の速度をあげることが可能になります。
  • 成形 : 成形品の材料となるシートと型の間の空気を除き、シートを型に密着させることで細かな部分までの成形を可能にします。 この技術を応用して自動車のバンパーや医療機、包装パッケージなどが作られます。
  • 脱気 : 絶縁処理装置に真空処理を加え脱気することで、絶縁物と被塗物の間の気体や絶縁物に含まれる気体や不純物(空気中を漂う埃等) が除去され、より絶縁の精度を増すことが出来ます。細かな電子部品や精密機械の加工に利用できます。
  • 断熱 : 日常生活の中では、暖かいものは簡単に冷め、冷たいものはすぐに温まってしまいます。これは、空気中の気体分子が相互衝突 することにより、起こる現象です。しかし、真空状態では気体分子が少ないため、温度の変化を少なくすることが出来るのです。 この現象を応用したのが、魔法瓶や住宅用真空断熱材です。
2.沸点が下がる

減圧すると沸点が下がることを利用して蒸発を促進させ、それを応用します。

液体を蒸発させて、その蒸気から成分だけを凝集し、欲しい液体を抽出します(真空蒸留)。 これにより、焼酎やウイスキー造り、石油精製などが出来ます。

また液体に含まれる水分を蒸発させることで、果汁から粉末ジュースや乾燥備蓄食品の製造、海水からの食塩の分離も行えます。

液体だけではなく金属等を加熱蒸発させて、メッキなどの表面の薄膜塗装にも利用できます。


真空の効果

真空乾燥装置の応用範囲

環境にやさしい・コスト減・効率UP!

  • 有害物質が発生しにくい
  • 処理エネルギーを抑え、省エネ効果が上がる
  • 再利用可能なものを生み出すことが可能
  • 減量・減容化を図り、処理費用を抑えることが出来る
  • 複雑な形状な品物やデリケートな品物でも装置を単純化して搬送・加工出来る
  • 真空を随所で応用しライン全体の効果・スピードを高める

他の手法を用いる方が効率的な製品もございます。

弊社では、お客様にとって最適な合理的設備・装置を提案致しておりますので、お気軽にお問い合わせください。